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初級編|はじめに

3.Gマーク取得メリット

企業がGマークを取得する際に適用される「優遇措置」や「メリット」を判りやすく分類して説明します。

Gマーク取得することで御社に高いメリットがある場合には取得挑戦をおすすめします。挑戦した結果、Gマークを取得できなかった場合にも自社には沢山の経験が蓄積されます。

改善点が可視化されることで対応策が明確になり、Gマークを取得する「目標や実現性向上」さらに担当者のモチベーションアップにもなります。

※掲載時点での内容となります。最新情報は~を必ずご確認ください。

国土交通省でのGマーク取得メリット7つ

違反点数の消去

通常、3年間となっている違反点数の付与期間について、違反点数付与後2年間違反点数の付与がない場合、当該違反点数が消去されます。

IT点呼の導入

対面点呼に代えて、国土交通大臣が定める設置型又は携帯型のカメラを有する機器による営業所間等での点呼が可能となります。

点呼の優遇

2地点間を定時で運行する業態の場合の他営業所における点呼、同一敷地内に所在するグループ企業間における点呼が承認されます。

補助条件の緩和

CNGトラック等に対する補助について、新車のみの導入に係る最低台数要件が1台に緩和(通常3台)されます。

安全性優良事業所表彰

安全性優良事業所の認定を、連続して10年以上取得しているなど、さらに一定の高いレベルにある事業所が表彰されます。

基準緩和自動車の有効期間の延長

基準緩和自動車が適切に運行されている場合、緩和の継続認定において、有効期限が最長4年間まで延長(通常2年間)されます。

特殊車両通行許可の有効期限の延長

特殊車両の通行許可について、一定の要件を満たす優良事業所の車両の場合、許可の有効期間が最長4年間まで延長(通常最長2年間)されます。

全日本トラック協会でのGマーク取得メリット

助成の優遇(全日本トラック協会)

都道府県トラック協会の会員事業者に対する助成事業について予算の範囲内で次の優遇措置が受けられます。

①ドライバー等安全教育訓練促進助成制度

特別研修への受講料助成金の増額(通常7割⇒全額助成)

②安全装置導入促進助成事業

IT機器を活用した遠隔地で行う点呼に使用する携帯型アルコール検知器への1台につき、2分の1、上限2万円の助成

③経営診断受診促進助成事業

  • 経営診断助成金の増額(通常8万円⇒10万円)
  • 経営改善相談助成金の増額(通常2万円⇒3万円)

損保会社でのGマーク取得メリット

保険料の割引

損害保険会社の一部企業では、運送保険等において独自の保険料割引を適用しています。

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